Project Bundler は、Blenderのプロジェクトファイルと使用されている外部テクスチャリソースを一括で整理・パックし、ポータブルな状態で書き出すためのアドオンです。
PBRマテリアル等の命名規則を自動で読み取ってテクスチャをサブフォルダに整理する「Smart Folder機能」と、現在の作業状態(Undo履歴など)を一切壊さずにエクスポートできる「非破壊ワークフロー」を備えており、データの納品、チーム間の受け渡し、アーカイブ化に最適です。
- Smart Folder (テクスチャの自動整理):
_や.などの命名規則を自動判定し、同じマテリアルのテクスチャ(BaseColor, Normal, Roughness等)を専用のサブフォルダに自動でグループ化します。 - 非破壊エクスポート: ユーザーの現在の作業環境(Undo履歴や未保存の変更)を維持したまま、バックグラウンドで安全にパスを再計算してエクスポートします。作業を一切中断させません。
- リソースの自動収集: 使用している画像テクスチャを自動的に収集し、出力先の
.blendファイルから相対パスでリンクし直します。 - エラー回避: リンク切れのファイルがある場合でも処理を中断せず、存在するファイルのみをパックして書き出します(欠落ファイルはログとともにスキップ)。
- 自動オープン: 書き出し完了後、自動的に保存先のフォルダを開きます。
実行すると、マテリアルごとに美しく整理されたフォルダ構成で保存されます。
MyProject_Bundle/ <-- 自動生成される親フォルダ
├── MyProject.blend <-- パスが相対化されたプロジェクトファイル
└── textures/ <-- リソースフォルダ
├── Wood/ <-- Smart Folderによって自動生成されたサブフォルダ
│ ├── Wood_BaseColor.png
│ └── Wood_Normal.png
├── Metal/
│ ├── Metal_Color.png
│ └── Metal_Roughness.png
└── background.jpg <-- グループ化の条件を満たさない単発ファイル
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GitHubの [Releases] ページから、project_bundler.zip をダウンロードします。(※ソースコードのZipではなく、ReleaseのZipを使用してください)
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Blenderを起動し、メニューから 編集 (Edit) > プリファレンス (Preferences) を開きます。
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アドオン (Add-ons) タブを選択し、インストール (Install...) ボタンをクリックします。
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ダウンロードしたZipファイルを選択してインストールします。
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リストに表示された 「Import-Export: Project Bundler」 のチェックボックスをオンにして有効化します。
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書き出したいBlenderプロジェクトを開きます(※基準パスを決定するため、必ず一度はプロジェクトを保存しておいてください)。
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上部メニューの ファイル (File) > エクスポート (Export) から 「Project Bundler (Folder)」 を選択します。
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ファイルブラウザの右側パネルに 「Smart Folder 設定」 が表示されます。
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区切り文字: _ (アンダースコア)、. (ドット)、またはカスタム文字を指定できます。
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区切る位置: 名前の「前から」か「後ろから」を探すかを選択します。
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最小ファイル数: フォルダ化するための最低ファイル数を指定します(デフォルトは2)。
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保存したい場所を選択して「Export Project Bundle」ボタンを押します。
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処理が完了すると、生成されたフォルダが自動的に開きます。
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リンク切れファイルについて: 元のプロジェクトでリンクが切れているテクスチャはスキップされます。
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ライセンスに関する注意: テクスチャリソースをフォルダ化して他者に渡す性質上、Poly Haven(CC0)などのフリー素材は問題ありませんが、再配布が禁止されている有料素材(Poliigon, Megascans等)を含むプロジェクトを不特定多数へ配布・販売する場合は、各素材のライセンス規約に違反しないようご注意ください。
Blender 4.0 以上推奨
Kishi Ryusei